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国際単位 こくさいたんいinternational unit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際単位
こくさいたんい
international unit

実用単位の1種。絶対単位の基準の具体的実現が困難なために,実現が容易な標準を国際的に認知して設定し,実験によって定められた単位である。絶対単位と近似的に等しい。例として国際実用温度がある。また 1Vは 15℃におけるクラーク電池起電力の1/1.433と定められた国際単位で,アンペアオームも同様な国際単位であったが,これらの電磁気的な単位は定義の改定によって MKSA絶対単位となった。なお国際単位は国際単位系SIとは無関係である。

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デジタル大辞泉の解説

こくさい‐たんい〔‐タンヰ〕【国際単位】

international unit
ビタミンホルモンなどの効力の測定を国際的に統一して示すときに用いられる単位。IU
実用に便利な単位を実験的に定め、これが国際的に認められた単位。国際実用温度目盛りなど。

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百科事典マイペディアの解説

国際単位【こくさいたんい】

(1)力学的に定義された実用単位の一種。実用に便利な単位を実験的に定めたもの。国際実用温度目盛など。電磁気的諸量では,電磁気の絶対単位(MKSA単位系(MKS単位系),静電単位系電磁単位系等による単位)を具体的に実現するため1908年国際的に定められ,1948年に国際度量衡会議で廃止されるまで使用された。
→関連項目グレイ

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栄養・生化学辞典の解説

国際単位

 国際的に多くの合意を得ている単位,もしくはその途上にある単位.根本的なものとしてはSI単位系がある.栄養学ではビタミンなどの国際単位がある.

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世界大百科事典 第2版の解説

こくさいたんい【国際単位 international units】

電磁気に関するさまざまな量を測るため,1908年にロンドンで開催された国際会議で協約された1群の単位。水銀を用いる標準器で定義された電気抵抗の単位である国際オーム(記号Ωint),硝酸銀の電気分解に基づいて定義された電流の単位の国際アンペア(記号Aint)およびこれらから誘導されるいくつかの単位で構成されていた。1860年代からの研究と協議の成果であって,1948年まで広く用いられてきた。日本でも1910年の法律に採用されたが,この法律は66年に廃止され,現行の計量法は,国際単位とは別の,その後に協約された,絶対単位の系統の国際単位系の単位を採用している。

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大辞林 第三版の解説

こくさいたんい【国際単位】

国際的に統一して規定された物理量の実用単位。国際実用温度目盛りなど。
ビタミン・ホルモン・酵素などの生理的効力を国際的に統一して示す時に用いる単位。 IU 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際単位
こくさいたんい
international unit

ビタミンやホルモンなどの効力を国際的に統一して示すときに用いられる単位で、略してIUと記す。世界保健機関(WHO)で国際標準品を制定、配布している。きわめて微量で生理作用を有する物質について、純度を示すことができない場合、生理作用の強さで効力を表すことになる。その場合、試験動物の種類、性差、年齢など試験条件によって差を生ずるところから、つねに一定の力価を示す安定した製品を国際的に統一して国際標準品とし、これとの効力の比較を一定の条件下において試験し、そのものの単位を示すことがある。これが国際単位で、その物質が化学的にはっきり解明されると重量表示に変えられる。ビタミンや副腎(ふくじん)皮質ホルモン剤などがその例である。現在、日本で使用されている医薬品のうち、含量を国際単位で表示しているものには、遺伝子組換え型血液凝固第因子製剤のオクトコグα(アルファ)、血漿(けっしょう)分画製剤の抗破傷風人免疫グロブリン、生物学的製剤であるインターフェロンα、インターフェロンβ(ベータ)、インターフェロンγ(ガンマ)、ホルモン剤では遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤、フォリトロピンアルファ、フォリトロピンベータ、血液凝固阻止薬(抗凝血薬)の低分子ヘパリン製剤であるダルテパリンナトリウム、パルナパリンナトリウム、レビパリンナトリウム、血栓(けっせん)溶解に用いられる酵素製剤(t-PA製剤)遺伝子組換えのアルテプラーゼ、チソキナーゼ、パミテプラーゼ、モンテプラーゼ、透析中の腎性(じんせい)貧血に用いられるエポエチンα、エポエチンβ、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)における疼痛(とうつう)治療薬サケカルシトニン(合成)などがある。[幸保文治]

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