G.ラッツェンホーファー(英語表記)Gustav Ratzenhofer

20世紀西洋人名事典 の解説

G. ラッツェンホーファー
Gustav Ratzenhofer


1842 - 1904
オーストリアの社会学者,政治学者,軍人。
軍の要職を務める傍ら社会ダーウィン主義を提唱し、集団闘争を基礎とする社会過程論を展開したほか、国家の発生を種族間闘争に求める征服国家説を主張する。彼の関心説はスモールに、また種族闘争説はウォードらに多大な影響を与えていく。主著に「政治の本質と目的」(1893年)、「社会学的認識」(1898年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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