化学辞典 第2版 「GDP-糖」の解説
GDP-糖
ジーディーピートウ
GDP-sugar
グアノシン二リン酸-糖ともいう.糖ヌクレオチドのうち,ヌクレオチド残基にGDPをもつものの総称.ヘキソースを含むものはヘキソース-1-リン酸とGTPとからグアニルトランスフェラーゼの作用により生成する.いくつかが知られているが,たとえばGDP-α-マンノースはC16H25N5O16P2(605.34).λmax 280,260 nm(水).卵白やPhaseolus aureusの種子に見いだされており,イーストマンナン形成の中間体と考えられている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報