景気後退(読み)ケイキコウタイ

デジタル大辞泉 「景気後退」の意味・読み・例文・類語

けいき‐こうたい【景気後退】

リセッション

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「景気後退」の解説

景気後退

経済活動が持続的に落ち込んだ状態。欧米では一般的に国内総生産(GDP)が2四半期連続で減少すると景気後退とみなされる。米国では全米経済研究所拡大や後退の期間を判定し、最長の後退期は1873年10月~79年3月の65カ月。次いで大恐慌期の1929年8月~33年3月の43カ月。第2次世界大戦後は2007年12月~09年6月の18カ月が最長だった。日本では内閣府が景気動向指数研究会の議論を踏まえ判断する。(ワシントン共同)

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世界大百科事典(旧版)内の景気後退の言及

【不況】より

… 景気の状態を判断する指標としては,一般に,(1)経済統計そのもの,たとえばGNP,鉱工業生産指数,企業収益など,(2)景気そのものの状態を判断するためにとくにつくられた景気動向指数(ディフュージョン・インデックス,DI),(3)サーベイ・データ,たとえば企業経営者見通し,法人企業投資動向調査などで,売上げ,収益などの先行きの予想,の3種類がある(〈景気指標〉の項参照)。 なお不況から好況への回復期を景気回復期recovery,経済活動のゆるやかな縮小で不況にまで至らない状態を景気後退あるいはリセッションrecessionという。【黒田 満】。…

※「景気後退」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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