IntelDX4ODP

ASCII.jpデジタル用語辞典 「IntelDX4ODP」の解説

Intel DX4ODP

Intel DX4(486DX4)の技術を利用したオーバードライブプロセッサー。内部構成はほとんどIntel DX4と同じで、性能も同じである。異なる点は、倍クロックの切り替え機能がなく、3倍速で固定だという点である。また、パッケージ上に5Vから3.3Vに電源電圧を下げるための回路を搭載しており、5V電源のCPUソケットに直接装着できる。冷却用のヒートシンクも装備している。内部クロック周波数は、75MHzと100MHzという2つのバージョンがある。Intel DX4ODPは、486SX搭載のマザーボードに用意されている数値演算コプロセッサー(487SX)のソケットに装着するように設計されている。486DXや486DX2と置き換えるには、Intel DX4ODPR(末尾のRはReplaceの頭文字と思われる)が利用できる。両者は、ヒートシンク上面に印刷された型番の違いのほか、DX4ODPのほうが1ピン多い169ピンであることからも区別できる。

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