20世紀西洋人名事典 「J.ロペス・コボス」の解説
J. ロペス・コボス
Jesús López-Cobos
1940.2.25 -
スペインの指揮者。
サモラ州トロ生まれ。
グラナダ大学とマドリード大学で哲学を学ぶ。合唱指揮活動の後、ウィーン音楽アカデミーに留学、指揮法を修め、1969年ブザンソン国際指揮者コンクールで第一位。同年プラハでヤング・フィルハーモニーを指揮しデビュー。’72〜76年ベルリン・ドイツ・オペラ常任指揮者。以後ベルリンを本拠地として活躍。。’81〜87年ベルリン・ドイツオペラの音楽監督。’84年スペイン国立管弦楽団の常任指揮者、’87年からシンシナティ交響楽団音楽監督も務める。スペインの生んだ国際的に活躍している指揮者として注目されている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報