20世紀西洋人名事典 「L.H.アダムズ」の解説
L.H. アダムズ
Leason Heberling Adams
1887.1.16 - 1969.8.20
米国の地球物理学者。
元・カーネギー研究所所長,科学アカデミー会員。
チェリベイ生まれ。
1906年イリノイ大学の化学工学修士となる。’10年カーネギー研究所地球物理研究室に勤め、’37年所長となる。’43年科学アカデミー会員となる。第一次大戦中、光学ガラスの製造にたずさわり、パロマ山望遠鏡用の鏡の製作に尽力する。また、高圧技術で岩石の弾性を測定し、それにもとずき全地球はニッケル・鉄・マグネシウム・ケイ素・酸素から成ると結論した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報