LD(読み)エルディー(英語表記)Laserdisc

デジタル大辞泉 「LD」の意味・読み・例文・類語

エル‐ディー【LD】[living-dinning room]

living-dinning roomから》⇒リビングダイニング

エル‐ディー【LD】[learning disability]

learning disability》⇒学習障害

エル‐ディー【LD】[language disorder]

language disorder》⇒言語障害

エル‐ディー【LD】[laser disk]

laser disk》⇒レーザーディスク

エル‐ディー【LD】[light director]

light director》ライトディレクター。テレビなどの照明担当者。

エル‐ディー【LD】[lethal dose]

lethal dose薬物の、致死量

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精選版 日本国語大辞典 「LD」の意味・読み・例文・類語

エル‐ディー【LD】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( [英語] laser disk の略 ) =レーザーディスク
  3. ( [英語] learning disability の略 ) 学習障害。主として脳障害に起因する注意欠陥症によって現われる、特定教科の学業不振。

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知恵蔵 「LD」の解説

LD

1990年代前半に普及した映像記録のための光ディスク規格。直径30cmの光ディスク両面に最大2時間の映像と音声が記録でき、これをレーザーを使って読み出すことからこの名前が付いている。映像は伝送される映像信号をダイレクトFM方式で変調して記録、音声はCDと同じくデジタルオーディオ信号を記録する。
ディスクには表面と裏面があって、記録された映像の途中で一度、表と裏をひっくり返して挿入し直す必要があるが、再生機によっては表裏の両方からレーザーを当てることで、表面から裏面の切り替えを意識せずに再生できるものもある。
CDの開発でも知られるオランダフィリップス社が77年に開発・発表した。80年代後半からVHSビデオにとってかわるデジタル媒体として注目された。従来のVHSビデオと違って記録面との接触がなく、半永久的に映像が残せるとされていた。
90年代後半に、より低価格でサイズも小さいDVDが普及し、2009年春にパイオニア社がプレーヤーの生産を終了することで、レーザーディスクの衰退は加速することとなった。

(鍵本聡 ライター / 2009年)


LD

「半導体レーザー」のページをご覧ください。


LD

学習障害」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「LD」の解説

LD

Laser Discの略。LPレコードサイズの光ディスク。映像はコンポジット信号(アナログ)、音声はCDと同様の16ビット/44.1MHzのデジタル音声が記録されている。映画、ミュージックビデオなどのタイトルが充実しており、LD専用機、LD/CDコンパチブルプレーヤなどが発売されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「LD」の意味・わかりやすい解説

LD
エルディー

学習障害」のページをご覧ください。


LD
エルディー

「ビデオディスク」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のLDの言及

【医薬品】より

…医療の用に供される薬品を医薬品とよぶ。一般に医薬品とはどのような性格をそなえているかをまず考えてみることにする。
【医薬品とは】
 医薬品は,純粋な化合物であれ,あるいは草根木皮のエキス等であれ,まず第1に〈物質〉である。すなわち,物理的,化学的にその性質を規定することができる物質である。たとえば一定の融点あるいは沸点,一定の溶解度,特有の旋光度等々物理化学的恒数をもつ化合物であるか,あるいはこれらの化合物の含有量を定められた混合物である。…

【致死量】より

…生体と反応し致死効果を起こすのに要する化学物質の用量。通常,その生体の体重1kgあたりのmg(mg/kg)で表す。各種化学物質の毒性判定にあたっての重要な指標の一つであるため,毒性評価にあたっては,初期に求められることが多い。人体に摂取されたり接触する可能性のある医薬品をはじめ,食品添加物,殺虫剤,家庭用品や農薬などでは,ヒトに対する安全性を推定するために,動物実験(通常,定温動物)を用いて致死量が求められる。…

【毒】より

…狭義にはきわめて少量でも生体に有害な,あるいは生命にかかわる作用をもつ物質をいい,一般に毒物と呼ばれている。ただし日本の法律でいう毒物とは〈毒物及び劇物取締法〉によって厚生大臣に指定された物質をいい,黄リン,四アルキル鉛,無機シアン化合物(青酸カリなど),水銀化合物,ヒ素化合物,クラーレ,ニコチンなどを含有する製剤がこれに該当する。広義には生体に有害な作用をもつ物質全般を指す。多くの化学物質は生体に取り込まれる量によって有害作用をもつので,この意味では医薬品や食塩なども量によって毒となるといえる。…

※「LD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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