MicrosoftAtWork

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

Microsoft At Work

Microsoftが1993年に発表したオフィス機器とPCの統合環境を実現するためのコンセプト。デジタル複写機、デジタルFAX、電話、ボイスメールシステムなどのオフィス機器をAt Work対応とすることで、PCでこれらの機器を使用可能とするとともに、コントロールなども行なえるようにする。たとえば、デジタル複写機をPCのスキャナーの代わりにするとか、PCのプリンター代わりに使用するといったことが可能となる。グラフィックスユーザーインターフェイスの統一化なども考えられており、多くのオフィス機器が同じインターフェイスで使用できる。At Work対応製品は、Windowsプリンターとして日本電気などから販売されている。ただし、そのほかのAt Work製品については、今のところまったく販売される見込みがない。Microsoftは、正式にはAt Workプロジェクト自体の中止は発表していないものの、プロジェクトは事実上停止されているという声が多い。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android