2012年10月に発売されたマイクロソフト社のパーソナルコンピューター用オペレーティングシステム(OS)。32ビット版と64ビット版とがある。エンドユーザー向けとしては8番目のメジャーバージョンアップとなった。タブレット型端末やスマートフォンの普及を受け、タッチスクリーンによる操作がしやすいようにUI(ユーザー・インターフェース)が大幅に変更された。
Windows 7まではユーザーのログオン後、デスクトップとよばれるプログラムのショートカットや、ファイルのアイコンを視覚的に配置させることのできる画面が表示されたが、Windows 8ではデスクトップがなくなり、スタート画面とよばれる、アプリケーションのショートカットをタイル状に並べたものが初期画面となった。初期画面からデスクトップ表示に移動するには、スタート画面に表示されるタイルのなかからデスクトップのタイルを選択して、クリックするかタッチする。ただし、後述のWindows 8.1から、タッチパネルを装備しないPCの場合は初期画面としてデスクトップが表示されるように変更された。
また、デスクトップ画面はWindows 7以前のものとデザインは似ているものの、従来タスクバーの左端に存在したスタートボタン(Windowsのマーク)が削除されており、スタートボタンからのアプリケーションの起動やコントロールパネルなどの設定を開くことはできない。また、従来のウィンドウ形式のデスクトップアプリケーションに加えて、タブレットやスマートフォンのように全画面で表示されるModern UI(モダンユーアイ)のアプリケーションがWindows ストアで提供されるようになった。
プログラムの互換性については、Windows 7対応のプログラムの大半が動作するように設計されており、また、ハードウェアのシステム要件もWindows 7とほぼ変更なく、旧バージョンとの互換性は高い。
エディションは通常版のWindows 8、ビジネス用の機能を搭載したWindows 8 Pro(プロ)、企業向けのライセンスであるWindows 8 Enterprise(エンタープライズ)、単体では発売されず、専用のハードウェアでModern UIのアプリケーションのみが動作するWindows RT(2015年1月にハードウェアの製造中止を発表)の4種類がある。
2014年4月には大型のアップデートとなるWindows 8.1 Update(アップデート)を発表し、タスクバー左側へのスタートボタン(Windows 7と同様の機能はない)の復活をはじめとする機能追加・変更が行われた。
[編集部 2016年9月16日]
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