N末端(読み)エヌマッタン

デジタル大辞泉 「N末端」の意味・読み・例文・類語

エヌ‐まったん【N末端】

たんぱく質ポリペプチドで、アミノ基-NH2カルボキシル基-COOHと結合せずに残っている側の末端N終末端アミノ末端アミン末端。→C末端
[補説]たんぱく質やポリペプチドは、多数のアミノ酸ペプチド結合によって直鎖状につながったもので、ペプチド結合は一つのアミノ酸のカルボキシル基と次のアミノ酸のアミノ基が脱水縮合することによって起こる。そのため、ポリペプチド鎖最初のアミノ酸は他のどの構成アミノ酸のカルボキシル基とも結合しない状態で残っている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む