RGDペプチド(読み)アールジーディーペプチド

化学辞典 第2版 「RGDペプチド」の解説

RGDペプチド
アールジーディーペプチド
RGD peptide

細胞外マトリックスタンパク質などの細胞接着因子に細胞が結合する際に使われる認識配列を,アミノ酸の一文字表記で表したもの.アルギニン(R),グリシン(G),アスパラギン酸(D)の3個のアミノ酸からなる.フィブロネクチンコラーゲンなど,多くの細胞接着因子は配列の一部にRGDを有する.このRGD配列に結合する細胞側のタンパク質分子はインテグリンとよばれている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android