S錐体(読み)エススイタイ

デジタル大辞泉 「S錐体」の意味・読み・例文・類語

エス‐すいたい【S×錐体】

ヒト網膜に分布する3種類の錐体細胞うち、短波長領域(440ナノメートル付近)の光に感度の高い視物質を含むもの。青から紫として認識される光を感受して電気信号に変換し、視神経へ出力する。以前は青錐体と呼ばれた。短波長感受性錐体。→L錐体M錐体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android