VoIP(読み)ブイオーアイピー

関連語 TCP

日本大百科全書(ニッポニカ) 「VoIP」の意味・わかりやすい解説

VoIP
ぶいおーあいぴー

通常電話回線ではなく、インターネットやイントラネット上のIPネットワークを使用して、音声通話を行うための技術の総称。Voice over Internet Protocolの頭文字をとったものである。一般的に「IP電話」とよばれているものは、この技術を応用した電話通信をさす。アナログ音声をデジタル化して圧縮し、さらに一定の時間単位でパケットへと変換することで通常のデータ通信と同じ伝送路(ネットワーク)上で音声データのリアルタイムの送受信を可能にしている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 「VoIP」の解説

ブイオーアイピー【VoIP】

インターネットなどのIPネットワーク網を通じて、音声データをパケットに分割してリアルタイム伝送する技術。インターネット電話などに使われる。◇「voice over internet protocol」の頭文字から。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

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