TCP(読み)ティーシーピー

IT用語がわかる辞典 「TCP」の解説

ティーシーピー【TCP】

インターネットイントラネットなどのコンピューターネットワークにおけるデータ転送に標準的に利用されているプロトコル。データ転送量の調整や誤り訂正など、通信の制御信頼性確保を担う。通常IPと組み合わせたTCP/IPとして用いられる。◇「transmission control protocol」の頭文字から。

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百科事典マイペディア 「TCP」の意味・わかりやすい解説

TCP【ティーシーピー】

リン酸トリクレジルの略称。オキシ塩化リンとクレゾールとを塩化アルミニウムなどの存在下で反応させて得られるやや粘稠(ねんちゅう)な無色液体。比重1.145,沸点240〜260℃(4mmHg)。塩化ビニル樹脂ポリスチレンなどの可塑剤潤滑剤防火剤などにも使用される。

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世界大百科事典(旧版)内のTCPの言及

【可塑剤】より

… ポリ塩化ビニルの可塑剤としてよく用いられるのは,フタル酸ジオクチルdioctyl phthalate(DOP),フタル酸ジブチルdibutyl phthalate(DBP)などのフタル酸エステル類である。可塑性のほか,難燃性や耐油性を改良するため,リン酸トリクレシルtricresyl phosphate(TCP)などのリン酸エステルも用いられる。ポリ塩化ビニルは光や熱によって分解し,塩化水素を発生するが,この塩化水素をとらえる働きをもつ可塑剤として,エポキシ化合物も用いられる。…

※「TCP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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