WESTEXPRESS銀河（読み）うえすとえくすぷれすぎんが

知恵蔵mini

WEST EXPRESS銀河

JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)が2020年9月より運行を開始した新たな長距離列車の名称。運行開始より3カ月間は夜行特急列車として、下りは京都駅～出雲市駅間、上りは出雲市駅～大阪駅間を運行し、同年12月以降は大阪駅と山口県の下関駅を結ぶ昼の特急列車として運行される予定。車両は京阪神エリアで新快速などに使われてきた40年前に製造された国鉄117系電車を改造したもので、多様な旅行スタイルに対応できるよう様々な座席やフリースペースを設置し、気軽に乗れる価格設定で移動そのものを楽しめるように配慮されている。名称には、西日本エリアを宇宙に、各地の魅力的な地域を星になぞらえ、これらを結ぶ列車という意味を込めている。

(2020-9-15)

出典　朝日新聞出版