X効率・X非効率(読み)エックスこうりつ・エックスひこうりつ(その他表記)X-efficiency; X-inefficiency

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「X効率・X非効率」の意味・わかりやすい解説

X効率・X非効率
エックスこうりつ・エックスひこうりつ
X-efficiency; X-inefficiency

市場における資源配分上の効率以外の,企業の内部要因から生じるさまざまな効率・非効率の総称で,H.ライベンシュタインによって名づけられた。企業の内部要因による効率を左右するものとしては,経営戦略のあり方,経営組織の状況,経営管理の巧拙従業員勤労意欲などがある。X効率・X非効率は,市場の競争的構造と密接な関連があると考えられる。たとえば大企業は,市場における競争圧力から隔離されると,内部組織にさまざまなゆるみが生じ,利潤極大化や費用最小化の努力を怠りがちになり,X非効率は大きくなる。

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