斎藤兼次郎(読み)さいとう かねじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤兼次郎」の解説

斎藤兼次郎 さいとう-かねじろう

1860-1926 明治-大正時代の社会運動家。
万延元年生まれ。金櫛(かなぐし)職人だったが,社会主義協会幹事となり,明治36年平民社に参加。39年東京市電値上げ反対運動で検挙される。40年日刊「平民新聞」の創刊にくわわり,のち日本社会主義同盟に加入。大正15年1月2日死去。67歳。江戸出身。名は「けんじろう」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例