斎服殿(読み)いむはたどの

精選版 日本国語大辞典 「斎服殿」の意味・読み・例文・類語

いむ‐はたどの【斎服殿】

  1. 〘 名詞 〙 清めたはたどの。神の御衣を織る神聖な機織り殿舎。いみはたどの。
    1. [初出の実例]「天照大神、方に神衣(かむみそ)を織(を)りつつ斎服殿(イムハタトノ)に居(ま)します」(出典日本書紀(720)神代上(水戸本訓))

いみ‐はたどの【斎服殿】

  1. 〘 名詞 〙いむはたどの(斎服殿)
    1. [初出の実例]「是の後、稚日女 (わかひるめ)尊斎服殿(イミハタトノ)に坐して」(出典:日本書紀(720)神代上(丹鶴本朱訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android