そっぽを向く(読み)そっぽをむく

精選版 日本国語大辞典 「そっぽを向く」の意味・読み・例文・類語

そっぽ を 向(む)

  1. 正面から向き合わず、横の方を向く。
    1. [初出の実例]「『勝手になさいっ』とお吉はツンと他方(ソッポ)を向いて」(出典:くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉三)
  2. まともにとりあわないで無視する。
    1. [初出の実例]「表面ではふんふんと頷いてゐたけれど、肚の中ではまるでソッポを向いて」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む