故旧(読み)コキュウ

デジタル大辞泉 「故旧」の意味・読み・例文・類語

こ‐きゅう〔‐キウ〕【故旧】

古くからの知り合い。昔なじみ。旧知
[類語]面識顔馴染み顔見知り馴染み幼馴染み昔馴染み知人知り合い知己知音存じ寄り隣人旧友旧知旧識故人古馴染み幼友達竹馬の友知る近付き

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精選版 日本国語大辞典 「故旧」の意味・読み・例文・類語

こ‐きゅう‥キウ【故旧】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古くからの知りあい。むかしなじみ。旧知。旧友。
    1. [初出の実例]「二日。議故。謂。故旧」(出典:律(718)六議)
    2. 「故旧(コキウ)多しと雖も一飯を与ふる人無くして」(出典太平記(14C後)一一)
    3. [その他の文献]〔周礼‐春官・大宗伯〕
  3. むかし。
    1. [初出の実例]「勝劣難知。故旧之跡如何」(出典:明衡往来(11C中か)中末)

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普及版 字通 「故旧」の読み・字形・画数・意味

【故旧】こきゆう(きう)

古なじみ。古い友人。〔論語、微子〕、魯に謂ひて曰く、~故大故無ければ、則ちてず~と。

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