一代分限(読み)イチダイブンゲン

デジタル大辞泉 「一代分限」の意味・読み・例文・類語

いちだい‐ぶんげん【一代分限】

自分1代で財産を築き上げた人。いちだいぶげん。
「これらは各別の―、親より譲りなくては勝れて富貴にはなり難し」〈浮・永代蔵・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「一代分限」の意味・読み・例文・類語

いちだい‐ぶんげん【一代分限】

  1. 〘 名詞 〙 一代で財産をつくりあげた金持財産家
    1. [初出の実例]「これらは各別の一代分限(ケン)、親よりゆづりなくてはすぐれてふうきにはなりがたし」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)六)

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