元三(読み)ガンザン

デジタル大辞泉 「元三」の意味・読み・例文・類語

がん‐ざん〔グワン‐〕【元三】

《「がんさん」とも。年・月・日の三つのはじめ(元)の意》正月1日。元日 新年》
元日から3日までのこと。三が日
「元日、―の間、参入する人もなし」〈平家・四〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「元三」の意味・読み・例文・類語

がん‐ざんグヮン‥【元三】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 歳、月、日の三つのはじめ(元)であるところから ) 正月一日のこと。がんざんにち。
    1. [初出の実例]「つねよりことにきこゆる物、元三の車の音」(出典:能因本枕(10C終)一一八)
  3. 正月一日より三日までの間。がんざんにち。
    1. [初出の実例]「未元三間大衆乱発事」(出典:殿暦‐長治二年(1105)正月二日)

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