力及ばず(読み)チカラオヨバズ

デジタル大辞泉 「力及ばず」の意味・読み・例文・類語

ちからおよばず

努力したが願いや思いがかなわない。力が足りない。「力及ばず落第してしまった」
他に適当な方法がない。しかたがない。やむを得ない。
「不吉なりとてしきりに辞し申しけれども、勅命なれば―」〈平家・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「力及ばず」の意味・読み・例文・類語

ちから【力】 及(およ)ばず

  1. 努力をしたが力が足りない。どうにもしかたがない。是非ない。
    1. [初出の実例]「ちからをよばぬ身に、思う給へかねてなむ、かかる道におもむき侍にし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)
    2. 「力及ばず組み敷かれるたびに降参するのであった」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一五〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む