小夜時雨(読み)サヨシグレ

精選版 日本国語大辞典 「小夜時雨」の意味・読み・例文・類語

さよ‐しぐれ【小夜時雨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜に降るしぐれ。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「聞きわぶる寝覚の床のさ夜時雨降るほどよりもぬるる袖かな〈満意〉」(出典:新続古今和歌集(1439)冬・六一六)
  3. ハウチワカエデの園芸品種。葉は小形で九裂している。観賞用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小夜時雨の言及

【狸】より

…(1)地歌の曲名 別名《小夜時雨(さよしぐれ)》。堺屋方舟作詞,鶴山勾当作曲の端歌。…

※「小夜時雨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む