山葵が利く(読み)ワサビガキク

デジタル大辞泉 「山葵が利く」の意味・読み・例文・類語

山葵わさび・く

ワサビの味と香りとが非常に強く、舌や鼻を刺激する。
ワサビのようにぴりっとした鋭いものを含み持っている。「―・いた風刺」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山葵が利く」の意味・読み・例文・類語

わさび【山葵】 が 利(き)

  1. 山葵の味と香りが強烈である。
    1. [初出の実例]「ひたし物は何だらう。〈略〉山葵(ワサビ)がきいてゐるぜ」(出典滑稽本八笑人(1820‐49)五)
  2. 比喩的に、人の言動などが、ぴりっとした、鋭いものを含み持っている。他人に鋭い印象を与える。
    1. [初出の実例]「戦争中もワサビのきいた諷刺の筆を働かせて」(出典:ふだん着の英国(1955)〈島田巽〉英国人の七つの癖)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む