布施屋村(読み)ほしやむら

日本歴史地名大系 「布施屋村」の解説

布施屋村
ほしやむら

[現在地名]和歌山市布施屋

名草(なくさ)郡に属し、紀ノ川の南岸、関戸(せきど)村の北西にあり、東は那賀(なが)郡吐前(はんざき)村。「続風土記」は、昔は「婦世也」といったが今は訛って「保志也」というと記す。「日本書紀」安閑天皇二年五月九日条に「紀国経湍屯倉経湍、此云俯世」とみえるが、「俯世」という訓からこの屯倉の所在を当地とする説がある。康永三年(一三四四)八月二九日付の薬徳寺寄進田畠坪付(歓喜寺文書)に「□(布)施屋堺」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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