手の外(読み)てのほか

精選版 日本国語大辞典 「手の外」の意味・読み・例文・類語

て【手】 の 外(ほか)

  1. 物事が、考えていたことと全く違っていること。結果予想と異なること。また、そのさま。思いのほか。意外。
    1. [初出の実例]「信玄公の御つもり浅からず大慈大悲の名大将と、在家も出家も是を感ずるは手の外の儀なる故、紙面にあらはし置候」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む