手を反す(読み)テヲカエス

デジタル大辞泉 「手を反す」の意味・読み・例文・類語

かえ・す

きわめてたやすく行うことのたとえ。また、ちょっとの間にがらりと変わることのたとえ。手のひらを反す。「―・すような態度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手を反す」の意味・読み・例文・類語

て【手】 を 反(かえ)

きわめてたやすいことや、またたくまに変わることのたとえ。手の裏を反す。手の平を反す。
※千首和歌太神宮法楽(1542)九「忘れじの頼みもうはの空の雲手をかへす間も知らぬ心は〈三条西公条〉」 〔孟子‐公孫丑・上〕

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