三条西公条(読み)さんじょうにし きんえだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三条西公条 さんじょうにし-きんえだ

1487-1563 戦国時代の公卿(くぎょう),和学者。
文明19年5月21日生まれ。三条西実隆(さねたか)の次男。父に和漢の学をまなび,享禄(きょうろく)2年後奈良天皇に「古今和歌集」を進講した。天文(てんぶん)11年右大臣にすすみ,13年に出家。永禄(えいろく)6年12月2日死去。77歳。法名は仍覚(じょうかく)。法号は称名院。著作に「称名院集」「吉野詣記」など。

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大辞林 第三版の解説

さんじょうにしきんえだ【三条西公条】

1487~1563) 室町後期の公家。歌人。右大臣。父実隆から古今伝授を受けた。集に「称名院詠」、著に「細流抄」「伊勢物語抄」など。

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367日誕生日大事典の解説

三条西公条 (さんじょうにしきんえだ)

生年月日:1487年5月21日
戦国時代の歌人・公卿
1563年没

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精選版 日本国語大辞典の解説

さんじょうにし‐きんえだ【三条西公条】

室町後期の公卿で、古典学者、歌人。実隆の子。右大臣に至り、出家して称名院仍覚と号した。実隆から古今伝授を受け、源氏物語の注釈「細流抄」を大成し、その詠歌は「称名院詠」としてまとめられている。藤原頼長の日記「台記」を抄出した「宇槐記抄」などもある。文明一九~永祿六年(一四八七‐一五六三

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世界大百科事典内の三条西公条の言及

【御料所奉行】より

…室町時代中後期,禁裏(皇室)御領を管理するために朝廷内に置かれた役人。1436年(永享8)に三条実量が任命されたのを初見とし,98年(明応7)には三条実望が任ぜられ,1502年(文亀2)ごろの勧修寺(かじゆうじ)政顕,13年(永正10)までその職にあった広橋守光,守光に代わって任ぜられた三条西実隆,61年(永禄4)ごろの三条西公条などが知られている。これらの人々はいずれも幕府,武家との強い関係をもっている。…

【細流抄】より

…室町時代の源氏物語注釈。《公条(きんえだ)聞書》《三条西家抄》とも呼ばれた。三条西実隆(さねたか)の《源氏物語》の講釈を,その子公条がまとめたもの。畠山義総の求めに応じて編まれ,1528年(大永8)に成る。《源氏物語》全巻にわたって重要な語句を抜き出し,注釈を加える。書名は,鎌倉時代の注釈書《河海抄(かかいしよう)》に対し,河海に流れ込む細流の一つという謙遜の意をあらわす。【今西 祐一郎】…

※「三条西公条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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