梅毒トレポネーマ(読み)ばいどくトレポネーマ(その他表記)Treponema pallidum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「梅毒トレポネーマ」の意味・わかりやすい解説

梅毒トレポネーマ
ばいどくトレポネーマ
Treponema pallidum

トレポネーマ・パリダムのこと。スピロヘータ科,トレポネーマ属に属する梅毒病原体スピロヘータ・パリダともいう。トレポネーマ・パリダムはさらに3つの亜種に細分され,その一つが梅毒の病原となる。グラム陰性であるが染色は困難で,確実な培養法もまだ知られていない。長さ6~20μm,8~15個の規則的な回転のある細長い螺旋構造を示し,先端はとがっていて屈伸性がある。熱や化学物質消毒剤などで容易に死滅する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む