毛管水(読み)もうかんすい

最新 地学事典 「毛管水」の解説

もうかんすい
毛管水

capillary water

土壌中にある毛管状間隙内に,毛管力によって保持される水。懸垂水とも。土粒子との相互作用は無視できるほど小さい。

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参照項目:毛管帯

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の毛管水の言及

【地下水】より

…地中にあって大気圧以上の圧力をもち,井戸やトンネルの中へ,あるいは泉となって地表へ自然にしみ出すことのできる水を地下水という。陸水のうち河川や湖沼などの地表水に対し,地下に分布する水をさすが,普通は地下深所のマグマに由来する処女水と,土粒子の表面をおおっている吸着水や,粒子の間に不飽和の状態で存在する毛管水,さらに重力に従って深部に下って行く重力水などの土壌水は区別する。土壌水は大気圧以上の圧力をもっていない。…

【土壌】より

…(1)吸湿水 土壌粒子表面にフィルム状に数mμの薄い水分子層として吸着されているもので,100~1万気圧の強いエネルギーで結合されている。(2)毛管水 数十μ以下の微小孔隙に表面張力によって保持されているもので,0.1~数十気圧のエネルギーで結合されている。(3)重力水 数十μ以上の粗大孔隙にあって重力により自由に動く水で,0.1気圧以下の弱い力でしか土壌粒子に結合されないもの。…

※「毛管水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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