…文明開化を象徴して,シルクハットないし山高帽にフロックコート,モーニングが典型的な紳士の図で,その戯画的表現が鹿鳴館の夜会に集う紳士淑女である。これに対し徳富蘇峰のように,イギリスの地方郷紳を模して〈田舎紳士〉を主張する試みもみられたが,その担い手である豪農層が寄生地主化し,進取性を失うにつれてその存在意義も失われていった。ジェントルマン【寺尾 方孝】。…
※「田舎紳士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...