目白押(読み)めじろおし

精選版 日本国語大辞典 「目白押」の意味・読み・例文・類語

めじろ‐おし【目白押】

〘名〙 (鳥、メジロが木にとまる時は、まるで押し合っているように並んでとまるところから) 子ども大勢横に並んで押し合い、押し出された者はまた外側について押し合うという遊び。転じて、大勢の人が先を争って並ぶこと。人がこみあって、押し合うこと。また、物事が集中してあること。目白の押し合い。「秋は学校行事目白押しだ」
※雑俳・雪の笠(1704)「おしかへす・けい馬の埒の目白おし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android