デジタル大辞泉 「第二信号系」の意味・読み・例文・類語 だいに‐しんごうけい〔‐シンガウケイ〕【第二信号系】 パブロフが人間の言語機能を条件反射の視点から呼んだ言い方。直接経験による条件反射を第一信号系というのに対し、第一信号系を基礎にことばによって間接的に学習する言語条件反射をいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「第二信号系」の意味・読み・例文・類語 だいに‐しんごうけい ‥シンガウケイ【第二信号系】 〘名〙 (second signal system の訳語) 言語を媒介とする高度な信号の体系。感覚が刺激となる反応の体系を第一信号系というのに対して、第一信号系を基礎として条件反射の働きで獲得される、言語刺激が用いられた結合の体系。パブロフの条件反射の理論のなかで、人間の学習を解明する基礎概念。→条件反射 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報