襟足(読み)エリアシ

デジタル大辞泉 「襟足」の意味・読み・例文・類語

えり‐あし【襟足/領脚】

首筋髪の毛生え際

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「襟足」の意味・読み・例文・類語

えり‐あし【襟足】

〘名〙 耳から首のうしろにかけて、左右の髪の生え際が下へ延びているところ。
洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)二「ゑりあしの所からゆきのよふなむねへかけて」
[補注]首のうしろの髪の生え際が円いのは「坊主えり」といっていやがり、左右に長く足のように延びて見えるのをよいとした。そのため、中央の髪をそり、白粉を塗って足を目立たせることが多かった。

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