ドイツの首都ベルリンのうち、第二次世界大戦後イギリス、アメリカ、フランス、ソ連の4国共同占領地区で、ソ連を除く3国共同管理下にあった西側部分。1949~90年はドイツ連邦共和国(西ドイツ)の一州であった。12区からなり、面積480平方キロメートル(旧ベルリンの54.4%)。人口は1945年(分割当時)約230万、85年185万2700であった。「赤い海に浮かぶ島」として、共産主義ドイツ民主共和国(東ドイツ)内に孤立して存在し、西側資本主義国のショーウインドーであった。第二次世界大戦後の人口減少を抑えるため、各種の優遇措置によって、企業、人口の引き止め策を図ってきたが、ドイツ統一後これらの優遇措置は撤廃された。
[佐々木博]
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