起工(読み)キコウ

デジタル大辞泉 「起工」の意味・読み・例文・類語

き‐こう【起工】

[名](スル)工事を始めること。大規模なものにいう。着工。「起工式」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「起工」の意味・読み・例文・類語

き‐こう【起工】

  1. 〘 名詞 〙 工事をはじめること。工事に着手すること。着工。
    1. [初出の実例]「新都の経営に着手せんとし茲に起工の式を行へり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「起工」の読み・字形・画数・意味

【起工】きこう

着工。

字通「起」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の起工の言及

【造船】より

… 完成したブロックはドックまたは船台上にクレーンで積み上げられ,このブロックどうしをさらに溶接で接続して船の形に組み立てていく。完成したブロックを初めて搭載する作業を起工といい,このときふつう起工式が行われる。 このように,船体を適当な大きさのいくつかのブロックに区分し,各ブロックをつくってからこれを順次積み上げて船体をつくっていく方法をブロック建造法といい,現在の大型船はすべてこの方法で建造されている。…

※「起工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む