額に手を当てる(読み)ひたいにてをあてる

精選版 日本国語大辞典 「額に手を当てる」の意味・読み・例文・類語

ひたい【額】 に 手(て)を当(あ)てる

① 喜ぶさま、喜びの動作をいう。
土左(935頃)承平五年二月六日「ひたひにてをあててよろこぶことふたつなし」
② 熱心に祈念するさま、神仏に敬礼する動作をいう。
源氏(1001‐14頃)玉鬘「ひたいにてをあてて念じいりてをり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android