鬼歯(読み)オニバ

デジタル大辞泉 「鬼歯」の意味・読み・例文・類語

おに‐ば【鬼歯】

外側きばのように生え出た八重歯
もみを落とす器具の一。横に柄をつけたきねのようなもので、打つ面にぎざぎざがついている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬼歯」の意味・読み・例文・類語

おに‐ば【鬼歯】

〘名〙
① 外がわに向かってはえ、牙のように見える歯。八重歯。
※俳諧・東日記(1681)乾「鬼歯あり栗一口にけふの月〈一因〉」
② 髷(まげ)を仕上げる時に用い、髪の筋目を立てるための櫛。
③ 籾を穂から落とすための古い農具。槌のような形で、籾を打つ面に鬼の歯を思わせるようなギザギザがついている。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鬼歯」の解説

鬼歯 (オニノハ)

動物。ニシキウズガイ科の貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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