ぎきょく‐てき【戯曲的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 自然に出たものでなく、意識して作られるさま。わざとらしいさま。[初出の実例]「実に夥しひ戯曲的色彩を以て僕の眼を射たの…
ぎこう‐てき(ギカウ‥)【技巧的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙① 技巧に関するさま。[初出の実例]「この意識的な改変は〈略〉或は技巧的な問題だけに止まるまい」(出典:島崎藤村論(1953)…
きそ‐てき【基礎的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物事の根本に関係のあるさま。[初出の実例]「感覚といふものの基礎的の意義効用を忘れるのは寧ろ極端な人間中心主義で」(出…
いちぎ‐てき【一義的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙① 意味が一種類であるさま。ただ一つで、他に解釈の余地を残さないさま。[初出の実例]「先生の答へは自分の予期にはづれてい…
いちげん‐てき【一元的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 すべての事物の種々の現象の本質をただ一つのものと見るさま。表面にはさまざまな姿、形を示していても、ある一つの原理によ…
いんしゅう‐てき(インシフ‥)【因襲的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 昔からのしきたりだけを尊重し、進歩的、改革的な考え方をみとめない状態、傾向であるさま。[初出の実例]「何事も因襲的に行…
いこく‐てき【異国的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 外国のような感じのするさま。いかにも外国らしい味わいをもつさま。エキゾチック。[初出の実例]「あなたの寛服の胸の異国的…
いし‐てき【意志的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 意志のあるさま。積極的な心構えをもって物事にあたるさま。[初出の実例]「先生にもっと、謂はば意志的な行き方を飽くまでも…
かがく‐てき(クヮガク‥)【化学的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ある現象が化学変化に属するものとみなされるさま。[初出の実例]「最上の麝香を化学的(クヮガクテキ)の作用を以て液に溶」(…
かてい‐てき【家庭的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙① 家庭生活をするのに適しているさま。家庭向きであるさま。[初出の実例]「家庭的(カテイテキ)の婦女は家庭的の答へをする」(…
うんめい‐てき【運命的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 運命によって決められているさま。宿命的。また、これからの運命が決まるさま。[初出の実例]「かうして葉子に取って運命的な…
えいり‐てき【営利的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 営利を第一にする傾向があること。また、その方面。[初出の実例]「十五銀行の処分に関し、〈略〉華族は営利的事業に従事すべ…
けっか‐てき(ケックヮ‥)【結果的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 結果としてどうであるかということ。結果からみたさま。[初出の実例]「妻帯と云ふやうな結果的な事実に左右される為には、余…
こうきょう‐てき【公共的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 社会一般に通じるさま。社会の利益に寄与するさま。[初出の実例]「自己が造った個人的道徳が公共的(コウキョウテキ)になるの…
整合的
- 岩石学辞典
- 変成岩,堆積岩,貫入火成岩についてそれらの接触部が,地層または母岩の片理に平行なこと.
やしん‐てき【野心的】
- デジタル大辞泉
- [形動]望みなどの、身分不相応に大きいさま。また、試みなどの、新しく大胆であるさま。「野心的な研究」
ぎむ‐てき【義務的】
- デジタル大辞泉
- [形動]進んでするのでなく、義務としてするさま。「義務的に返事を書く」[類語]唯唯諾諾・諾諾・受動的・しぶしぶ・不承不承・いやいや・気が進ま…
さつじん‐てき【殺人的】
- デジタル大辞泉
- [形動]人命にかかわるほど、その程度がはなはだしいさま。「殺人的な混雑」
こ‐まと【小的】
- デジタル大辞泉
- 射場の的で、小さなもの。直径およそ1尺2寸(約36.4センチ)以下のもの。⇔大的。
こくみん‐てき【国民的】
- デジタル大辞泉
- [形動]国民全体に関係するさま。「国民的な英雄」[類語]全国的・民族的・ナショナル
ぶんがく‐てき【文学的】
- デジタル大辞泉
- [形動]1 文学にかかわるさま。「文学的な才能」2 文芸作品にみられるような趣があるさま。「文学的な味わいのある庭園」
みんしゅ‐てき【民主的】
- デジタル大辞泉
- [形動]民主主義、または民主政治の趣旨にかなっているさま。「民主的な選出方法」[類語]デモクラシー・民主主義・デモクラティック
みんぞく‐てき【民族的】
- デジタル大辞泉
- [形動]民族にかかわるさま。また、その民族に固有であるさま。「民族的な問題」[類語]国民的・全国的・ナショナル
むき‐てき【無機的】
- デジタル大辞泉
- [形動]生命力の感じられないさま。「電光掲示板の無機的な文字」[類語]素っ気ない・無風流・不興・味気あじけない・つまらない・興醒きょうざめ・…
ほんしつ‐てき【本質的】
- デジタル大辞泉
- [形動]物事の根本的な性質にかかわるさま。「本質的な問題に触れる」「両者は本質的に異なる」[類語]基礎的・基本的・根本的・中心的・抜本的・本…
ぬえ‐てき【×鵼的】
- デジタル大辞泉
- [形動]つかみどころがなくて得体の知れないさま。「鵼的な人物」「鵼的存在」[類語]ぬらりくらり・うやむや・不確か・曖昧・あやふや・漠然・おぼ…
とかい‐てき〔トクワイ‐〕【都会的】
- デジタル大辞泉
- [形動]都会に見られるような傾向を持っているさま。「都会的な洗練されたセンス」
たいしょう‐てき【対称的】
- デジタル大辞泉
- [形動]物の配列や形状に対称が取れているさま。[類語]対称・線対称・面対称・点対称・相称・左右相称・シンメトリー・シンメトリカル
のうどう‐てき【能動的】
- デジタル大辞泉
- [形動]自分から他へはたらきかけるさま。「能動的な人」「能動的に振る舞う」⇔受動的。[類語]故意・わざと・殊更・作意・作為・意識的・意図的・計…
ないめん‐てき【内面的】
- デジタル大辞泉
- [形動]1 物事の内部・内容に関するさま。「家庭の内面的な事情」⇔外面的。2 精神・心理に関するさま。内的。「人間の内面的な側面を描く」⇔外面…
はんえいきゅう‐てき〔ハンエイキウ‐〕【半永久的】
- デジタル大辞泉
- [形動]ほとんど永久であるさま。「半永久的な耐火建築」[類語]とこしえ・とこしなえ・とわ・ときわ・永久・永遠・恒久・永劫えいごう・永世・永代…
ふくがん‐てき【複眼的】
- デジタル大辞泉
- [形動]いろいろな立場・視点から物事を見たり考えたりするさま。「複眼的な考察」「複眼的に検討する」[類語]マルチ・マルチラテラル・マルチプル…
りせい‐てき【理性的】
- デジタル大辞泉
- [形動]本能や感情に動かされず、冷静に理性の判断に従うさま。「常に理性的な人」「理性的に考える」⇔感情的。[類語]知性的・知的・理知的・科学的…
じかん‐てき【時間的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 時間の流れに従う性質をもつさま。時間を基準にして判断するさま。[初出の実例]「文学の時間的なるは絵画の空間的なると性質…
じつよう‐てき【実用的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 実用に適しているさま。実際に役立つさま。実質的なさま。実用向き。〔英和外交商業字彙(1900)〕[初出の実例]「早く実用的…
じつり‐てき【実利的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 現実の利益になるさま。実際上の利益を得ようとするさま。[初出の実例]「貨殖富民の実利的文明は」(出典:郵便報知新聞‐明治…
しゃじつ‐てき【写実的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 事実をありのままうつし出そうとする傾向のあるさま。リアリスティック。[初出の実例]「我の美とする所は、〈略〉理想的写実…
じゅうてん‐てき(ヂュウテン‥)【重点的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 特に重要な点だけに力を集中するさま。[初出の実例]「生産増強の中軸である石炭関係の従業者に対しては総合的に重点的に優遇…
しげき‐てき【刺激的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 神経や感覚などを刺激するさま。[初出の実例]「此想像には一種のくすぐったいやうな、刺戟的な、稍不愉快な感じが伴ふ」(出…
しけん‐てき【試験的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ためしに行なうさま。試みるさま。[初出の実例]「定期航路を開かん為め、試験的に青泥窪(ダルニー)に向はしめたる大連丸」(…
さんぱつ‐てき【散発的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物事が連続・集中せず、間をおいて起こるさま。時々起こるさま。[初出の実例]「各地発信の電報の中に散発的にその暗号が出現…
しい‐てき【恣意的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 気ままな、自分勝手なさま。自分の好きなようにふるまうさま。論理的な必然性がないさま。[初出の実例]「或る目的を遂行する…
ごん‐てき【権的】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ごんさい(権妻)[初出の実例]「権的にせんと双方おとらぬ逆上に」(出典:朝野新聞‐明治八年(1875)二月二二日)
副次的 ふくじてき
- 日中辞典 第3版
- 第二位的dì-èr wèi de,副的fù de,次要的cìyào de,附属的fùshǔ de,派生的pàish…
学際的 がくさいてき
- 日中辞典 第3版
- 跨学科(的)kuà xuékē (de).~学際的な討議|跨学科的讨论.学際的研究跨学科研究kuà xuék…
【蓮的】れんてき
- 普及版 字通
- 蓮の実。字通「蓮」の項目を見る。
さい‐せんたん【最先端・最尖端】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① (細長い物や突き出た場所などの)いちばん先の端。いちばん先の箇所や部分。[初出の実例]「塔の先端には九輪があり、その最先端の水煙…
télécommunication
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [女]❶ (電話,テレビなど)遠距離通信.❷ ((複数))遠距離通信装置(télécoms[-kɔm]と略す).
ブシネスクの近似【Boussinesq approximation】
- 法則の辞典
- 流体力学で用いられる近似法の一つ.流体を非圧縮性とはするが,浮力を生み出す熱膨張だけは認める近似法である.浮力は &scriptg;αT で表されるが,…
みょう‐だい(ミャウ‥)【名代】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の代わりに立つこと。代理を務めること。また、その人。身がわり。代人。[初出の実例]「昔天平十年五月辛卯、右大臣正三位橘宿禰諸兄…