一義的(読み)いちぎてき

精選版 日本国語大辞典 「一義的」の意味・読み・例文・類語

いちぎ‐てき【一義的】

〘形動〙
意味が一種類であるさま。ただ一つで、他に解釈余地を残さないさま。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生と赤い月「先生の答へは自分予期にはづれていかにも一義的であった」
② 最も重要な根本的な意義であるさま。第一義的。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「一義的」の意味・読み・例文・類語

いちぎ‐てき【一義的】

[形動]
それ以外に意味や解釈が考えられないさま。「一義的結論を導く」
いちばん大切な意味をもっているさま。根本的。第一義的。「教育一義的目的
[類語]一元的一意的一面的一方的独断的ドグマチック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android