「璧」の検索結果

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へき【璧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 中国古代玉器の一つ。殷代に出現。円板状の玉の中央に円孔を穿ったもの。材質は玉類を主とするが、石製・ガラス製もみられる。穀粒渦文、…

璧 bì [漢字表級]1 [総画数]18

中日辞典 第3版
[名]1 璧(へき).▶昔の装飾品で,薄くドーナツ状に作った玉.2 玉(ぎょく)の通称.白~/白玉.白い玉.[下接]合hé璧[成語…

へき【璧】

デジタル大辞泉
古代中国の玉器の一。扁平へんぺい・環状で中央に円孔がある。身分の標識や祭器、のちには装飾品として用いられた。たま。

璧【へき】

百科事典マイペディア
扁平な環状の玉。儀礼・祭祀用の器として殷(いん)〜漢代に用いられた。石製,ガラス製のものもある。殷代には文様のないものが多く,戦国時代には穀…

璧 (へき) bì

改訂新版 世界大百科事典
中国の殷代から漢代にかけての,中央に孔のある円形板状の玉器。普通,素文で円形のものを璧と称し,その起源は,新石器時代の環状石斧にもとめられ…

璧 へき

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国の玉器の一種で、扁平(へんぺい)環状で中央に小さな孔(あな)があいているものをさす。仰韶(ぎょうしょう)文化期の環状石斧(せきふ)に原形が求め…

璧 へき bi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中国古代に使用された環状の玉器。扁平な環で,孔は小さく,肉の幅が大きく,多くは白色または緑色の軟玉でつくられている。殷代に出現し,殷,周の…

へき【璧】[漢字項目]

デジタル大辞泉
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]たま1 ドーナツ形の玉。「完璧・白璧」2 すぐれたもの。「双璧」

璧还 bìhuán

中日辞典 第3版
[動]<書>謝意を表して物を返す;(たいへん大事な物だから)傷をつけずにお返しする;贈答品を辞退する.▶“璧回bìhuí”…

【半璧】はんぺき

普及版 字通
半月形の玉。字通「半」の項目を見る。

【璧潤】へきじゆん

普及版 字通
玉のようなうるおい、雅潤。字通「璧」の項目を見る。

【璧馬】へきば

普及版 字通
初見のときの贈り物。〔戦国策、魏三〕客、齊王に謂ひて曰く、淳于(じゆんうこん)の、魏を伐たざるを言ふは、魏の璧馬を受くればなりと。字通「璧」…

けいへき【圭璧】

改訂新版 世界大百科事典

【璧玉】へきぎよく

普及版 字通
美玉。字通「璧」の項目を見る。

【璧堂】へきどう(だう)

普及版 字通
周の大学。璧。〔文心雕竜、時序〕(帝)・(帝)の(ひかり)を疊(かさ)ぬるにんで儒を崇愛し、禮を璧堂に肄(なら)ひ、を(白)虎にず。字通「璧」の…

【全璧】ぜんぺき

普及版 字通
完璧。字通「全」の項目を見る。

【系璧】けいへき

普及版 字通
帯の珠。字通「系」の項目を見る。

璧 常用漢字 18画

普及版 字通
[字音] ヘキ[字訓] たま[説文解字] [金文] [その他] [字形] 形声声符は辟(へき)。辟は刑辟。曲刀で腰の肉をまるく刳(えぐ)りとる形。金文の字形では…

【銜璧】がんぺき

普及版 字通
璧を口中に含む。死喪・降服の礼。〔左伝、僖六年〕許男、面(めんばく)して璧を銜み、大夫は(さいてつ)(服喪の礼)し、士は(棺)を輿(にな)ふ。字…

【香璧】こうへき

普及版 字通
墨。字通「香」の項目を見る。

【璧砕】へきさい

普及版 字通
玉砕。字通「璧」の項目を見る。

【璧散】へきさん

普及版 字通
酒器。字通「璧」の項目を見る。

【璧帛】へきはく

普及版 字通
璧玉と絹織物。献上物。晋・郭璞〔山海経に注するの叙〕穆王西征して、西王母を見る。璧帛の好を執り、錦組の屬を獻ず。~詩を賦して來し、辭義るべ…

【璧幣】へきへい

普及版 字通
璧帛。字通「璧」の項目を見る。

【璧雍】へきよう

普及版 字通
璧。字通「璧」の項目を見る。

【沈璧】ちんぺき

普及版 字通
河に祈る。字通「沈」の項目を見る。

ちょう‐へき(テウ‥)【趙璧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 中国、楚の卞和(べんか)が掘り出し、後に趙の恵文王が手に入れたという玉。転じて、またとない宝物、名手、逸材などをいう。連城の璧。卞…

【環璧】かん(くわん)ぺき

普及版 字通
たまきと、たま。〔墨子、天志中〕外は以て璧珠玉を爲(もち)ひて、以て四鄰に聘撓(へいたう)するりて、侯の(ゑん)興らず、邊の兵甲作(おこ)らず。字…

拱璧 gǒngbì

中日辞典 第3版
[名]<書>大きな璧(へき).▶珍宝をさす.

【璧宮】へききゆう

普及版 字通
玉宮。字通「璧」の項目を見る。

【璧日】へきじつ

普及版 字通
太陽。字通「璧」の項目を見る。

へきるり【璧流離】

改訂新版 世界大百科事典

はく‐へき【白璧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 白色の美しい玉。白玉。[初出の実例]「白璧(はくヘキ)一双と、玉の巵(さかづき)一双とを」(出典:太平記(14C後)二八)[その他の文献]…

はん‐ぺき【反璧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人から贈られたものを辞退して返すこと。へんぺき。〔春秋左伝‐僖公二三年〕

【璧水】へきすい

普及版 字通
璧。字通「璧」の項目を見る。

【璧聯】へきれん

普及版 字通
玉飾りの聯。字通「璧」の項目を見る。

合璧 hébì

中日辞典 第3版
[動]二つのものをいっしょに並べる.中西~/中国と西洋の折衷(せっちゅう).诗画shīhuà~/詩と絵が釣り合…

【載璧】さいへき

普及版 字通
祭祀用の璧。字通「載」の項目を見る。

【咼璧】か(くわ)へき

普及版 字通
和(か)氏の璧。〔淮南子、説山訓〕咼氏の璧を得るは、事のするを得るに(し)かず。字通「咼」の項目を見る。

ぜん‐ぺき【全璧】

デジタル大辞泉
《欠けたところのない玉の意》すべてが備わっていること。完璧。「一点の瑾きずを見て―の価を評す可らざるなり」〈福沢・文明論之概略〉

ぜん‐ぺき【全璧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 欠けたところのない玉の意 ) 欠けるところのない全体。また、完全無欠であること。全部がそろっていること。また、そのもの。完璧。[初…

【瓊璧】けいへき

普及版 字通
たま。字通「瓊」の項目を見る。

【璧台】へきだい

普及版 字通
璧で飾った台。〔穆天子伝、六〕天子乃ち之れが臺を爲(つく)る。是れを重璧(ちようへき)の臺と謂ふ。字通「璧」の項目を見る。

【璧池】へきち

普及版 字通
璧。字通「璧」の項目を見る。

【璧殿】へきでん

普及版 字通
玉宮。字通「璧」の項目を見る。

【璧廱】へきよう

普及版 字通
璧。字通「璧」の項目を見る。

【連璧】れんぺき

普及版 字通
双璧。〔晋書、夏侯湛伝〕湛(たん)、幼にして才り。宏富、善く新詞を(つく)り、容を美(よ)くす。潘岳と友とし善し。行止するに、輿(こし)を同(とも)…

【尺璧】せきへき

普及版 字通
直径一尺の璧。宝玉。〔淮南子、原道訓〕人は尺の璧を貴ばずして、寸の陰を重んず。時は得くして失ひ易ければなり。字通「尺」の項目を見る。

【合璧】がつぺき

普及版 字通
美しい玉をならべる。〔漢書、律暦志上〕日は合璧の如く、五星は珠の如し。字通「合」の項目を見る。

【刻璧】こくへき

普及版 字通
玉。字通「刻」の項目を見る。

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