連璧(読み)れんぺき

精選版 日本国語大辞典 「連璧」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぺき【連璧・聯璧】

  1. 〘 名詞 〙 並んだ一対宝玉。転じて、二つそろった美しい人や物のたとえ。また、優れた才能を持った二人の友人同士。双璧
    1. [初出の実例]「展花筵而延賓朋、連璧(ヘキ)之輩接袖」(出典:詩序集(1133頃)月契万年光詩序〈藤原令明〉)
    2. 「貴女連中との交際でも恥かしくない。実に君とは聯璧(レンペキ)だ」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花圃〉八)
    3. [その他の文献]〔荘子‐列御寇〕

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普及版 字通 「連璧」の読み・字形・画数・意味

【連璧】れんぺき

双璧。〔晋書、夏侯湛伝〕湛(たん)、幼にしてり。宏富、善く新詞(つく)り、容を美(よ)くす。潘岳と友とし善し。行止するに、輿(こし)を同(とも)にし(しとね)を接す。京之れを璧と謂ふ。

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