からっきし(読み)カラッキシ

デジタル大辞泉 「からっきし」の意味・読み・例文・類語

からっ‐きし

[副]からきし」に同じ。「うちの子はからっきし意気地がない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「からっきし」の意味・読み・例文・類語

からっ‐きし

〘副〙 (「からきし」を強めたもの) =からっきり
※歌舞伎・台頭霞彩幕(三勝半七)(1812)序幕「急(せ)っつかれて、からっきし素見(ひやかし)に行く暇もなしよ」
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「下女(ぢょちう)なんぞがからっきし半間(はんま)で、五分葱(ごぶ)をくれろといふと昆布(こぶ)はござりません」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android