デジタル大辞泉
「ぬうっと」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぬうっ‐と
〘副〙
①
前触れもなくゆっくり現われたり立ち上がったりするさまを表わす語。「ぬっと」よりゆっくりした
動作にいう。また、何もせず黙って突っ立っているさまにも用いる。「暗がりにぬうっと立っている男」
※落語・王子の
幇間(1889)〈三代目三遊亭円遊〉「尊婦
(あなた)は金ピカの
着物で、
福ちゃん(新駒)も宜しくと云ふ訳でヌーッと為
(し)て居ると」
※銀の匙(1913‐15)〈
中勘助〉前「絲瓜のぬうっとした
恰好」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報