ぬっと

大辞林 第三版の解説

ぬうっととも
音もなく、突然目の前に現れたり、急に動いたりするさま。 牛が-首を出した 横から手が-出てきた -暖簾を潜つて入つて/破戒 藤村
急に立ち上がるさま。 -立ちあがる
人などが、威圧するように突っ立っているさま。 入り口に-立つ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘副〙
① 突然現われ出るさまを表わす語。
※咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下「盗人〈略〉ぬっとはいりければ」
② 急に立ち上がるさまを表わす語。
※坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉九「山嵐がぬっと立ちあがったから」
③ 尊大に構えているさまを表わす語。
※歌舞伎・霧太郎天狗酒宴(1761)二幕「方々へ縁が引ぱって有と思ふて、ぬっとさらすがむやくしい」

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