ましゃる

精選版 日本国語大辞典 「ましゃる」の意味・読み・例文・類語

ましゃ・る

〘助動〙 (活用は「ましゃら・〇・〇・〇・〇・ましゃれ、ましゃ」) 謙譲を表わす助動詞「ます」の連用形「まし」に丁寧の助動詞「やる」が付いてできた語。動詞の連用形に付き、謙譲の意を表わす。ふつう、目下の者に用をいいつける時、用をなす者の動作に付け、敬うべき人に対する自らの謙譲の気持を表わす。
浮世草子好色一代男(1682)六「よびましゃといふ声も更に聞いれず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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