デジタル大辞泉 「謙譲」の意味・読み・例文・類語 けん‐じょう〔‐ジヤウ〕【謙譲】 [名・形動]へりくだりゆずること。自分を低めることにより相手を高めること。また、控えめであるさま。謙遜けんそん。「謙譲の美徳」「日ごろ―な性質で、名聞を好まない景蔵のような友人ですら」〈藤村・夜明け前〉[類語]卑下・へりくだる・謙遜・敬譲 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「謙譲」の意味・読み・例文・類語 けん‐じょう‥ジャウ【謙譲】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) へりくだりゆずること。また、そのさま。謙遜。謙退。[初出の実例]「但天之所レ与。不レ可二謙譲一」(出典:明衡往来(11C中か)下本)「今に於いては世の事偏へにはからひ行るべしと仰せられければ、右府頻りに嫌譲(ケンシャウ)申されけり」(出典:源平盛衰記(14C前)四六)[その他の文献]〔史記‐公孫弘伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「謙譲」の読み・字形・画数・意味 【謙譲】けんじよう(じやう) ひかえて人にゆずる。〔史記、淮陰侯伝賛〕太曰く、假(も)し韓信をしてを學びて讓し、己の功を伐(ほこ)らず、其の能を矜(ほこ)らざらしめば、則ち庶(ちか)き哉(かな)。字通「謙」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報