ゆぶゆぶ(読み)ユブユブ

デジタル大辞泉 「ゆぶゆぶ」の意味・読み・例文・類語

ゆぶ‐ゆぶ

[副]水けを含み、ぶよぶよしているさま。ぶくぶく。
一身、―とふくれたる者」〈今昔・二四・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ゆぶゆぶ」の意味・読み・例文・類語

ゆぶ‐ゆぶ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) やわらかみのある、ふくらんだものがゆれるさまを表わす語。また、水分が多く、ふくれ上がっているさまを表わす語。ぶくぶく。ぶよぶよ。
塵袋(1264‐88頃)四「鹿のおちつのはひろひてとる。わかつのはゆぶゆぶとあるものにて、くすりにす」
金色の朝(1972)〈三浦哲郎〉「心太のようにゆぶゆぶしたもの」

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